振り返るための読書法・メモ(1)

インプット法

1 選ぶ すなわちインプットしない範囲を知る

インプットの必要性とその限度

確実に人間の脳よりコンピュータの方がインプット効率、インプット容量、処理速度は速い。あらゆるインプット能力がコンピュータに置き換えてもいいと思える中、人間がインプットする必要性、意味はあるのか。

アウトプットのため、考えるという行為が人間の優位ともいえるが、人工知能の観点からいえば、前述の優位性は保てない。またはインプット情報のサーチ能力。

インプットは量が多ければ多いほどいいようにも思える。しかし、人としての活動期間に限度があるようにインプット量にも限界がある。そうすると、インプットする内容をある程度選ぶ必要が出てくる。そのためインプットする情報を選ぶために、「何をインプットしないか」ということも念頭に置く必要がある。

選ぶことは体系的な知識を得る範囲を暫定的に定めること。