2022-01-01から1年間の記事一覧

振り返るための読書法・メモ(1)

インプット法 1 選ぶ すなわちインプットしない範囲を知る インプットの必要性とその限度 確実に人間の脳よりコンピュータの方がインプット効率、インプット容量、処理速度は速い。あらゆるインプット能力がコンピュータに置き換えてもいいと思える中、人間…

モノを記憶するための手段としての系統樹思考

本の内容を単に読むではなく、ある程度の理解はできておいたほうがよいと思い、日本語論理に関する本のインプットを進め、少しずつ効果が出たような気がした。 系統樹はさまざまなもの(生物・無生物)を系譜に沿って体系的に理解するための手段です。系統樹…

『積読こそが完全な読書術である』の引用メモ

今のところそこまで熱心に読んでいるわけではないが、なんとなく大事そうな本について。位置づけは『読んでいない本について堂々と語る方法』に近い。 結局のところ「本を読むための方法」は「いかに本を読まないか」ということであり、「読書」は「積読」の…

ナンシー関(武田砂鉄・編)『ナンシー関の耳大全77』を読んでひと言

読んで笑えるのは前提知識を要し、今後の風化を懸念する。 ナンシー関の耳大全77 ザ・ベスト・オブ「小耳にはさもう」1993-2002 (朝日文庫) 作者:ナンシー関 朝日新聞出版 Amazon

読解テクネーに関するメモ

高校レベルの現代文問題を解いて読解能力の土台を固めていきたいと考えているが、土台固めの脇道にそれているのではないか、と時々調整するように読解法に関する文献をチェックする。 文章を読むというのは、どこも同じ調子で読んでいけばいいわけじゃなくて…

木村盛武『慟哭の谷』について、ひと言

こわい 慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫) 作者:木村 盛武 文藝春秋 Amazon

カモノハシ

複数の本を並行して読むことが多い。そうするきっかけは、成毛眞『本は10冊同時に読め!』の影響であったかどうかは、もう記憶にない。 読み終わった、三中信宏『読書とは何か』にて、 ウンベルト・エーコの記号論書『カントとカモノハシ』(エーコ 2003)の…

英語を読めるようにするためのテクネ―

英文はほぼ読めず、極力基礎レベルから始めたほうがよいかと思い、ひとまず今井むつみ『英語独習法』と、倉林秀男『バッチリ身につく英語の学び方』を読む。どちらも前半に理論編、後半に実践編といった構成となっていたが、実践編になると途端に、視界に入…

川添愛『言語学バーリ・トゥード』について、ひと言

もう一冊買って知人に押し付けることになると思う。 言語学バーリ・トゥード 作者:川添愛 東京大学出版会 Amazon

佐藤優『読書の技法』を読み返す

『読書の技法』にて、 読書の要諦は、この基礎知識をいかに身につけるかにある。 基礎知識は熟読によってしか身につけることはできない。(佐藤優『読書の技法』45ページ) とある。第1章はこの文だけで完結しているように思える。 また、 まずは高校レベル…

チャンクという言葉をふと思い出す

モノの記憶は苦手との意識があったが、ふとしたことから、自分なりのカテゴリーにまとめて記憶しようとすると意外とすんなり覚えることができ、かつ思い返す機会を設けると記憶が定着してくる、ような気がした。そして、以前読んだ本に、何かしらの記憶法と…

51ノート(語彙ノート・オリジナルの単語帳)

コクヨ測量野帳(セ‐Y2)で51ノート(語彙ノート)を作成。 野帳|コクヨ ステーショナリー (kokuyo-st.co.jp) 作成にあたって、戸田山和久『思考の教室』p158-160(ここでワタクシの語彙ノートを公開しよう)、『教養の書』p256-258(語彙増強に近道はない―…